住宅ローン,借り換え

旧住宅金融公庫の特約火災保険はどうするか

旧住宅金融公庫の住宅ローンを抱えている方は現在「11年目以降の」4%前後の金利設定のステージにあるかと思います。住宅ローンの借り換えに成功すれば、2%台の金利商品にも移行できることから、借り換えのメリットを最も多く享受できるのが住公ローンを利用されている方です。返済期間がまだ10年以上残っているようであれば、借り換えを検討してみると良いでしょう。 住宅金融公庫の火災保険は特約火災保険と言い、保険料の安さがメリットになります。住宅ローンを借り換えても住宅金融公庫の特約火災保険は引き継ぐこともできますし、解約して別の火災保険に変更することも自由ですが、もともとの保険料の安さを温存する意味でも、特約火災保険は基本的に引き継ぐということがおすすめできます。ただし、旧住宅金融公庫の特約火災保険は時価契約となっているはずですので、借り換え先によっては新価契約の火災保険でなければ融資できないとされることもありますし、長い目でみると、新価契約に切り替えたほうが、資産保全上利用者にとってもメリットが大きいと言えるでしょう。そこで特約火災保険の契約を生かしながら、新価契約に移行する手順をご紹介しておきたいと思います。 まず住宅金融公庫の火災保険の保険証券を見ていただき、個人用新価保険特約が付いている確認してください。そして個人用新価保険特約がつていない場合は保険会社に連絡して特約の中途付加を希望する旨を伝えます。なお住宅金融公庫の特約火災保険の引受保険会社は、証券にも示されてあると思いますが損保ジャパンです。 そしてその際、火災保険の新価契約の保険金額も確認しておきましょう。ポイントは特約火災保険契約時の価額ではなく現在の新価で設定するということです。 ただし、10年ほど前に比べると、住宅の建築価格もデフレが進んでいますので、契約時点での価額のほうが高いかも知れません。その場合は高い方の価額で保険金額を設定しておきましょう。 個人用新価保険特約を付加しただけでは保険料は変わりませんが、保険金額が上がると保険料に追加分が出ることになります。それでも特約火災保険は保険料が安いので、別途契約し直すことを考えれば気にならないほどの安さで火災保険のメンテナンスが完了します。新規の借入先がその契約で担保設定してくれるのであれば(おそらく問題はないはずですが)、この方法で進めていくと良いでしょう。