住宅ローン,借り換え

ろうきんローンの火災保険はどうする

1990年代の後半から2000年代初頭は、住宅ローンと言えば100%近くが住宅金融公庫だったと言っても言い過ぎではありませんが、当時住宅金融公庫と競るほど人気が高かったのが「ろうきん(労働金庫)」の住宅ローンでした。「ろうきん」が人気だったのは金利の安さと返済年数が35年まで設定できたことです。当時住宅金融公庫の木造住宅は最長30年までしか返済期間を設定できませんでしたから、「ろうきん」ローンの35年返済はかなりインパクトがありました。そのため、当時は「ろうきん」と住宅金融公庫を組み合わせて融資を申し込む方が多く、なかには早々と脱住公方針をとって、「ろうきん」単独で住宅ローンを申し込んだ方も結構いたものです。ただし現在の住宅ローンの金利動向を見れば、当時「ろうきん」を利用した方も借り換えをするべき方がたくさんいるはずです。 「ろうきん」の住宅ローンの良かったところは、火災保険料が安かった点も挙げられます。なぜ安かったかというと住宅金融公庫の火災保険と同じで、時価契約での火災保険だったからです。「ろうきん」ローンを借り換えする場合も住宅金融公庫と同じで、火災保険契約をそのまま引き継ぐことができますが、新たな借り換え先金融機関で担保設定する火災保険は新価契約のものをと指定される場合もあります。 火災保険の引受会社も住宅金融公庫の特約火災保険と同じで、損保ジャパンを中心とした数社(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本興亜損害保険株式会社)です。火災保険の見直しをする場合は、幹事会社の損保ジャパンを窓口に相談すると良いでしょう。 古いろうきんローンの火災保険には個人用新価保険特約がついていないかと思いますが、保険契約者から中途付帯の希望があれば新価保険特約をつけることができますので、まずその手続を済ませておきましょう。その際新価設定で保険金額が幾らになるかも確認するようにしてください。損保ジャパンで個人用新価保険特約を中途付加しても保険料は上がらないことになっているのですが、保険金額が変わる場合は保険料がアップするかも知れないからです。ただし保険料が上がったとしても大きな金額アップになることはないはずですか。自分自身の財産保全の為にも新価保険特約は付けておくべきでしょう。